長時間同じ姿勢は頭痛の引き金となります。毎日毎日、パソコンのディスプレイとにらめっこ、という人は、
緊張型頭痛になる割合がぐんと上がります。
一般的に女性にやや多く見られる緊張型頭痛ですが、長時間パソコン作業をしていれば、男性の発症率も高くなります。気づかないうちに何時間も同じ姿勢で座ってしまうことがあると思いますが、
40~50分ごとに席を立って心身をリフレッシュすることが大切です。
窓から遠くの景色を見たり、3分程度歩いたりするだけで効果があります。座った状態でも、頭を回したり、
肩を上げ下げしたりして筋肉をほぐすだけでもずいぶん変わるものです。
ふだんパソコンを使う環境も大切で、ディスプレイやキーボードの位置、机や椅子の高さ、照明の明るさは十分かなど、
こまめに点検してみましょう。からだに合わない環境は眼精疲労をまねく原因にもなります。
普段の姿勢も重要です。姿勢が悪いと、いろいろな部位に不調があらわれてきます。気づいていないだけで、からだの癖は
いろいろとあるものです。習慣になった姿勢が、肩や首のこり、腰痛、そして頭痛の原因になっていることもあります。
時には、自分の姿勢を全身、鏡でチェックしてみてもいいでしょう。
歩き方も健康を大きく左右します。自分に合った歩きやすい靴で、きちんと姿勢よく歩いていれば、からだのゆがみを
矯正してくれます。これらは頭痛のためだけでなく、健康や美容にもいいことなので、実践すべきです。
頭痛がきた時に運動するのはいけませんが、普段なんでもない時に軽い有酸素運動でリフレッシュすることは非常に大切です。
ダイエットにも効果があり、健康にもいいと実践する人が増えているウォーキングは、偏頭痛の人にもおすすめの運動です。
加えて「スッスッハー」と、腹式呼吸をしながら歩くことで、偏頭痛と関係が深いセロトニン神経をきたえることができると
考えられています。緊張型頭痛の人にも、有酸素運動でからだをほぐすのは有効です。
また、ジムなどで首の筋肉を重点的にきたえていけば、しだいに肩から首にかけてのこりが解消されるでしょう。
このように、頭痛を軽減するために自分でできる対処方法はたくさんあります。なんとなくいいと思うものを実践しながら自分に合ったものを
見つけていきましょう。
次の項では、頭痛の対処方法を紹介しております。